胡麻は、小粒なのに栄養豊富、しかも美味しくて長い食歴をもつ食物です。
料理では油、ペースト、すりゴマ等香辛料、調味料として欠かせないわき役で、世界中に「胡麻」の活躍の場を見出すことができます。
日本は、特に1980年代より胡麻の抗酸化成分、リグナン、セサミンの研究では世界を牽引してきたといえるでしょう。
また、ここ数年、「抗酸化成分」「機能性表示食品」の認知度のアップより、「胡麻」といえばセサミンといわれるほどその市民権を得てきました。
■胡麻は「調味料・間食;おやつ」として欠かせない存在
第一次機能
ビタミン、ミネラル(カルシウム、マグネシウム)、セレニウム、食物繊維、低GI値
<いりごま、ペースト>
第二次機能
味、食感、香ばしさ(焙煎後)<いりごま、すりごま、油>
第三次機能
セサミン、リグナン等の抗酸化性、血圧への効果、血中脂質への安定作用等
■おやつ、間食をうまく食生活にとりいれる
一方、食生活では食事のバランスに気を付けたいけど、年齢とともに食事量が減る、栄養バランスのとり方がわからない、仕事優先で食べ過ぎてしまう、等のライフスタイルにより、「理想的な食事」が難しい現状があります。
このような食生活を背景に、登場したのが、「ヘルシースナッキング※1」
「機能性おやつ※2」等に代表される「間食のすすめ」の考え方です。
■参考資料:外食・中食 調査レポート 成長する間食市場、チョコレートが伸びる 5人に1人はコーヒーと一緒に食べている
http://www.npdjapan.com/press-releases/pr20170119/へ。
※1「ヘルシースナッキング」は米国での間食を健康的に推奨する言葉です。
→詳細はこちらへ
※2「機能性おやつ」という言葉は、「日本を健康にする!」研究会が提唱した言葉です。
→詳細はこちらへ
■間食は上手にとるとメリットも
・間食により食べ過ぎをセーブする。
・間食で食物繊維、タンパク質をとることで血糖値が急激に上がることを防ぐ。
・小腹が満たされることによりリフレッシュでき、ストレス解消にも。
・栄養素がこまめにチャージできる等があり、ウエイトコントロール中の人も上手に利用することにより、精神的なストレスを軽減でき、しかも血糖値の急上昇を抑える等のメリットもあります。